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第1回建設業雑学講座

皆さんこんにちは!

興洋建設、更新担当の那須です!

 

肌寒くなってきた今日この頃、いかがお過ごしでしょうか?

 

さて、本日からシリーズ更新が始まります!

 

興洋建設監修!建設業雑学講座!

建設業に関する豆知識を毎回少しずつお届けしたいと思います。

 

記念すべき第1回目のテーマは、建設に欠かせない材料「コンクリート」。

通称「生コン」についてです!

生コンとは?

 

コンクリートは、セメント・砂・砂利に混和剤と呼ばれる薬品を加え、水と練り混ぜたものです。

固まる前の、まだ軟らかい状態のコンクリートを「生コンクリート」(通称「生コン」)と呼びます。

ちなみに、英語の”concrete”は「いろいろなものがくっつき合って固まったもの」を意味します。

この「生コン」を高品質な状態で現場まで運ぶことが非常に重要です!

 

生コンのタイムリミット

 

実は、工場で作られた生コンは2〜5時間で固まり始めてしまうため、90分以内に建設現場へ届けなければなりません。

意外と短いタイムリミットですよね?

 

皆さんは、このルールを守れなかった場合、生コンはどうなると思いますか?

答えは再利用です!

 

タイムリミットを過ぎた生コンは、建物のコンクリートとしては使えませんが、「残コン」や「戻りコン」として、いろいろな形で再利用されます。

たとえば、以下のような方法で再活用されています:

砂と砂利に分けて再利用
工場で大量の水を使い、再び砂と砂利に戻して活用します。

砕石として利用
細かく砕いて、建設現場の下に敷く「砕石」として再利用します。

捨てコンとして活用
建物を建てるための基準線を出したり、職人さんの足場を確保するために使用される「捨てコン」として利用します。

このように、建設現場では資源の無駄を減らすためにさまざまな工夫がされています。

コンクリートに込められた工夫

普段何気なく見ているコンクリートですが、実はその中に多くの工夫が詰まっています。弊社でも、コンクリートを余すことなく活用し、創意工夫を重ねています!

 

以上、第1回「建設業雑学講座」でした!

次回もお楽しみに!

 

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